Neocameralism
ネオカメラリズム
国家を住民が顧客として出入りする株式会社として経営する構想。顧客は文句を言うかわりに引っ越す。
名前はプロイセンのフリードリヒ大王の官房学(カメラリズム)から取られている。MoldbugCurtis Yarvinカーティス・ヤーヴィンアメリカのプログラマー、政治思想家。Mencius Moldbugの筆名でブログUnqualified Reservationsを書き、ネオリアクションの源流になった。Read the entryが2007年ごろからUnqualified Reservationsで展開した。主権国家は所有者のいる資産であり、株主が経営者を選び、経営者は利益のために国を治める。住民に発言権はなく、残る選択肢はExitExit不満のある組織や国家に対して、内側から声を上げるのではなく、そこを去ること。ネオリアクションの中心にある原理。Read the entry。
2007年12月、Arnold KlingはEconLogでこの案を取り上げて、主権を持つ株式会社は株主総会ではなく「大佐たちの徒党」に乗っ取られるだろうと書いた。
Nick Landはこれを抽象化してメタ・ネオカメラリズム(MNC)と呼んだ。彼の整理では、それは望ましい社会の設計図ではなく、あらゆる統治を主権の所有の処分として調べるための道具である。
MNC does not decide that government should become a business. It recognizes that government has become a business (dealing in fungible quantities).
MNCは、政府が企業になるべきだと決めるのではない。政府がすでに企業になっていること(代替可能な量を扱っていること)を認めるのだ。
同じ記事でLandは、民主主義を「顧客によって経営されるべき企業(実際にはできない)」というモデルとして定義している。
住民とExitの関係はwolves (DoL pt.4)で扱っている。
参照
- Nick Land, "Meta-Neocameralism", Outside in, 2014年3月24日
- Arnold Kling, "A Corporate State?", EconLog, 2007年12月15日
- Curtis Yarvin (Wikipedia)